Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
 bechuanicus
 brachycephalus
 marshalli
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis

Ceratogyrus bechuanicus ↓ Ceratogyrus bechuanicus baby

カーブドホーン
Ceratogyrus bechuanicus
Curved Horn

 所謂角タラ(注:僕の勝手な造語なので信じないように)の一つで、後ろ斜めに倒れる感じで角が生え、その周囲にバースト模様が入る綺麗な種です。成長も早く、乾燥した環境を物ともせず、好き勝手に巣を作り上げるところはウサンバラにも負けない程。Ceratogyrus属のタランチュラ全部がこうなのか、この種が特にそうなのかは分かりませんが、かなり飼いやすいクモであると言えます。やはり、アフリカの大地は侮れないね。

 角タラは幾つかありますが、本種はCeratogyrus darlingi(=South African Horned=East African Horned Baboon)に酷似するとされます。共に後斜角だからだそうです。この種を飼育していないので何とも言えません。
 また、個体によってはCeratogyrus marshalliもやや後ろ斜めになるとされますが、角の形自体がやや違うので見分けられるでしょう。そもそも、色彩的に微妙にちがいます。この種は金色系で、Ceratogyrus marshalliは銀色系だと個人的には思ったり。

 寿命が短いだけに、だいたい一年半ぐらいで成体にすることが可能です。

 凶暴故に敬遠されがちなバブーンですが、角があるという独特の風貌は中々に魅力的だとは思いませんか?
 とは言え、本種は其程メジャーな種ではありません。Ceratogyrus自体、コンスタントな入荷がある訳ではなく、どれかの種が何となく居る、という程度で、気が付けば此処二年ぐらい見てないなぁ……とかは、良くあることです。