Acanthoscurria
 brocklehursti
 geniculata
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis

Acanthoscurria brocklehursti ↓ Acanthoscurria geniculata

BirdEater of Genus Acanthoscurria

Acanthoscurria属は、主に南米はブラジルに生息するタランチュラで、中でも巨大になる種を多く抱え、かつ色彩的に派手で、模様も特徴的という大変魅力的な種を抱える属です。
 ただ、外見上似通った種が多い(Acanthoscurria brocklehurstiAcanthoscurria geniculataなど)ので、WC入荷の場合は種の同定は困難を極めるでしょう。とはいえ、CBとて何処まで信用出来るか分かりません……上記の二種などは、どうやって見分けたのか。持ち腹で、生まれた後でメスの脱皮殻を同定したという可能性はありますので、信用はすることにしていますが。
 外見上は、背甲が特徴的な形をしているので、Acanthoscurria属だというのは見分けられると思われ、また、国内にはそもそも数種しか入荷していない筈なので、CBの成長した個体なら、個体のサイズから幼体時期を逆算し、あの頃入荷していたのはアレだな、という風に予測することは出来るかも(って、此はタランチュラの入荷状況を逐一把握しているような人でないと駄目だけど、そんな人なら軽く見分けられるかもね(笑))

 この属の花形はなんと言ってもAcanthoscurria geniculata。正直なところ、この種さえ飼っていれば、この属の他の種を飼育する必要性はないんじゃないかと思われます(笑) 特に、Acanthoscurria brocklehurstiなんか飼育するこたぁない(爆)
 Acanthoscurria属のタランチュラが好きで好きでたまらないんだ! という場合は別ですが……僕のように百以上飼育する気があるわけでもないなら、最初からAcanthoscurria geniculataだけ飼ってれば良いと思います。初登場時の価格は恐るべきものがありましたが(伝説の30万に幼体8万ですな)、現在では価格も落ち着きました。この辺は、タランチュラの価格が落ち着いたこともありますが、この属自体が、産卵数の多いクモだからでしょう。

 この属自体が、成長も早い為、飼育していて楽しいです。また、言われるほど毛も強くありません。ただ、動きにややトリッキーなところが稀に見られること、性質が凶暴になる時期がある(二日……じゃなくて、脱皮直後とかそうかも)ようです。でも、それも最初からそう認識していれば問題ないので、幼体から飼い込むのに向いていると思われます。