Acanthoscurria
Aphonopelma
 chalcodes
 chochise
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis

Aphonopelma chalcodes ↓ Aphonopelma chochise

BirdEater of genus Aphonopelma

 Aphonopelmaは北米に分布するタランチュラで、含まれる属の多さはAviculariaを超える程。それ故に生息環境は様々で、乾燥を好むものから多湿を好むものまで各種いるようです。
 然し、国内には其程入荷がありません。理由は単純で、今のところ殆どの種が5cm程度と中型であり、性質は穏和な代わりに食いが細く絶食期間が長い種が多く、成長速度が著しく遅い場合が殆どだからです。
 成体ともなれば、二年間食べもしなければ水も殆ど飲まないというのはざらで、その上殆ど動きません。

 成るほど確かに飽きやすく、飼育甲斐の薄い種が多いかもしれません。また、種の同定が曖昧で、出回っている学名が正しいとは限らない(明らかに違うものが同じ学名で流通しているなどざら)ですし、種によっては2cmの幼体が入手して一年経過しても一回も脱皮せずに大きさの変化は膨らんだ腹部の分だけ、等ということはざらです。加えて言うなら繁殖は困難で、成功例は数える程しかないようです。
 然し、いろいろ調べてみると、含まれる種の多さは属の多様性であり、中には多属の美しいことで有名な種に匹敵するほどに綺麗な種がいたりもする、奥深い属です。
 何しろ、属に含まれる種の数に比べ、入荷している種の数は少な過ぎるほどですから、それらすべてを見たとしても、Aphonopelma全体を語るにはまだまだ足りないのです。

 とは言え、まぁこれはかなり美化して見た場合ですので(笑)、飽きやすい人は最初から飼わないように(笑)
 うん、たぶん幼体の時点で飽きるでしょうから(爆)