BirdEater of Genus Pamphobeteus

　Pamphobeteus属は、南米に生息するタランチュラで、大型になる種が多いからか、中々に人気が高いグループです。オスは特に美しくなり、これらのタランチュラに冠せられるインボイス・ネームは主に雄の特徴を指し示している事が多いです。
　雌はと言うと、雄に比べると色彩的に見劣りするというか、そもそもブルーという名前が入っても別にブルーになりません。が、雌の方が当然ながらより大きくなり寿命も長い訳で、雌の方が良いことは言う迄も有りません。

　国内には何種か入荷していますが、果たして、雌は出たのでしょうか？　兎にも角にも、雌の存在をあまり聞かないのですが……

　Pamphobeteus antinous（＝ボリビアン・ブルーレッグ）
　Pamphobeteus nigricolor（＝ブルー・ブルーム）
　Pamphobeteus fortis（＝コロンビア・ブラウン）
　Pamphobeteus sp 'platyomma'（＝ブラジリアン・ピンク・ブルーム）
　Pamphobeteus vespertinus（＝ペルビアン・レッドブルーム）

　此ぐらいかな、国内に入っているのは……Pamphobeteus vespertinusはたぶん数頭も入ってないと思いますが（苦笑）
　他にもspで入ってきてると思いますが、それは買ってないしよく分からないから割愛。
　個人的に他に注目しているPamphobeteusは、

　Pamphobeteus insignis（＝パープル・ブルーム）
　Pamphobeteus ornatus（＝コロンビア・ピンクブルーム）
　Pamphobeteus ultarmainus（＝エクアドリアン・パープル・フィーマー＝Ecuadorian purple femur）

　この三種に言えることは、雌でも僅かながら頭頂部に色が入るのです！　ちなみに、雄は凄く派手です。Pamphobeteus ultarmainusは其程大きくならないとされますが、他の二種は結構大きくなるようです。