Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
 difficilis
 klugi
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis

バイーア・スカーレット/Lasiodora klugi

バイーア・スカーレット
Lasiodora klugi
Bahia Scarlet

 Lasiodora属の中では別に最大種でも、最重量種でもない(候補だという噂はある)のですが、何故か人気がある……というか、知名度は結構高いような気がする。何故でしょうねぇ。別に、他の種に比べて群を抜いて綺麗とかそういうことも無いような気がするのですが……
 それでもまぁ、なんか人気在るしマニア垂涎らしいし、よく分からないけど、まぁ格好いいことに間違いはないので、クルギーは良いクモです(意味不明な日本語になったな……)

 ブラジル東部のバイーア地方にいるようです。バイアー・スカーレットだったりしたりもしましたが、スペルからしてバイーアの方が良いような気がするので、僕はバイーア・スカーレットと呼ぶことにしておきますか。
 「バイーアというと、そういや魔女が居たとかいう伝説があったなぁ」とか思ったり、「スカーレットかぁ。風と共に去りぬ、三度も見たよ〜」などと思い出に浸るもよし。ただし、頬摺りとかすると被れる上に咬まれるのでやめときましょう。あと、たぶんレッドバトラーとかと、コイツの間に因果関係はありません。

 やや凶暴で、動きもちょっと早いですが、所謂バブーンとかみたいな凶暴さはありません。とはいえ、素手で扱えるようなクモでないのは確かです。ヘビなどに比べ、タランチュラは力の加減が難しい(潰さないように、等)ので、素手で扱うのは難しいでしょうな。そもそも痒いし。
 おなかを一杯にさせておけば極めて平和なクモなのですが、何処までおまえは食べるのか、マイクロブラックホール内蔵なのか、という程ではないにしろかなり食べておなかがぷくぷくと膨らむその姿は見ていて滑稽ではありますが可愛いです。