Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
difficilis
klugi
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis
本属最大とされるLasiodora difficilisは、同属最強の毛の強さを誇るとも言われており(笑)、怪物的Lasiodoraに在って、真に怪物であると言えましょう。
レッグスパンで8"-10.5"(単位はインチ、故に*2.5して、20-26.25cm)に達するというのですから……僕は8cmクラスのサーモンピンク・バードイーターを見たのが最初のLasiodoraとの出会いでしたが、チリコモやメキシカン・レッドニーに慣れた頃の僕には途轍もない衝撃でした。ゴライアス・バードイーターより凄い迫力だったと言って過言はないでしょう。
大型種にありがちな、のんびり型成長ではなく、驚異的速度で成長するとされるので、飼育する上ではかなり楽しい種であると言えましょう。ただ、やや凶暴なところがあり、果敢に挑んでくることがあるので、最初に飼うとちょっと怯むかもしれませんが……
本種は綺麗で、大きく、兎に角格好いい。その格好良さは、刺激毛の洗礼に耐える価値のあるものだと僕は思います(笑)
然し、その洗礼は決して甘い物ではなく、「あんな毛玉なんぞっっ誰が飼うかっ!!!」という意見が日本各地で続出しているかどうかはさておき、一部ではそんな声が上がってます。
まぁ、つらい人には限りなくこの上なく容赦なく辛いようなので、肌が弱いと思うなら最初から諦めましょう。ちなみに、僕は肌弱いですよ(苦笑) 加えて言うなら、呼吸器官もそんなに丈夫とは言えませんな(笑)
本種のメンテをした直後は、なんか花粉症っぽくなり、くしゃみを暫く連打することになりますが、まぁ、それはそれというか、慣れれば気になりません。
とは言え、赤ん坊がいる場合は話が別で、小さい子供には確かに辛いと思います。子供への配慮は忘れてはなりません。温室に入れる、隔離部屋で飼育する、メンテナンスは隔離部屋で行い、やった直後は空気清浄機を掛け、衣類を変えるぐらいの配慮はしましょう(ベランダでやるのも可)。常識としてね。
え? 僕もそうやってるのかって? いえ、僕今のところ子供いませんから(爆)
写真の個体は1st-American hatchout(CB02)とされていた個体。雌で購入したので安心なのです。嬉しいね。