タイゼブラ
Haplopelma albostriatum
Thai Zebra

　良くあるストライプ系タランチュラと思われがちですが、さに非ず！
　本種はストライプが第二節にも入るところがポイントで、コスタリカン・ゼブラレッグとは違うのだよ、分かったかね？という風味を全身で主張しているかのようなタランチュラ……か、どうかは知りませんが、取り敢えずストライプが入るのです。

　タイランド・エディブルと呼ばれていたこともあったのだが、それはいくらなんでも気の毒だねぇということで変更になったのかどうかはさておき、現地では喰われまくっていて大変らしいです。何が大変かというと、伝統的に食べられていた訳ではなく、近代に入り食べるようになったということ。まぁ、中国市場もそうですけど、乱獲しまくってて、政府が保護を打ち出したとかかんとかいう話が数年も前にあったのですが結局どうなったのですかねー。←調べ気はないらしい。

　黒いタランチュラと言いたいところですが、そんな黒くないです。そうですねぇ、紙を燃やして、完全に燃焼する前に水を掛けて火を消した時に出来る灰みたいなそんな仄かに灰色が混ざったような中途半端な黒です。綺麗ではないね（爆）
　僕自身、「あ・・・・・・そいや、此奴いたっけ………」と、時々存在を忘れかけますからねぇ。

　まぁ、Haplopelmaですから、荒いのと早いです。で、そんなに大きくならないです。成長は遅い感じですか。