Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
avicularia
metallica
versicolor
sp
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis
マルティニク・ツリースパイダーとも呼ばれます。此は生息地の一つであるMartinigue島の名前から来ています。アンティル、というのも地名で、アンティル諸島[
Greater Antilles ]から東南東へ連なる小アンティル諸島[ Lesser Antilles]に生息しています。この中の、マルティニク島[
Martinigue ]と、このマルティニク島より北西にあるグアドループ島[ Guadeloupe
]に分布するのですが、地図を見れば分かるように、かなり狭い土地に生息しているようですね。
グアドループ島のものと、マルティニク島のものは外見が微妙に異なるとされ、前者は最近は殆ど入荷していません。その事を考えると、マルティニク・ツリースパイダーと呼んだ方が良いのかもしれませんが、会話の中では発音のし易さから、アンティル、或いは、バーシカラー、バーシ、と呼ばれることの方が多い気がします。
幼体時期は蒼くて綺麗だけど、成体になると色が変わってしまうタランチュラの典型ですが、成体になると別の色合いで派手になる為、蒼くなくても気にしない人が殆どです(笑)
兎にも角にも派手の一言、極彩色巨大蜘蛛という感じですが、凶悪性は皆無で、大人しい部類に入ります。やや神経質なところがありますが、威嚇したりするよりは、逃げるタイプです。その動きもパターン化されているので、取り扱いに困ることはないでしょう。油断すると腕を駆け上がられ、脊髄の辺りを歩かれたりしてしまいますが(笑)
他の種よりやや乾燥に弱いとされ、実際に幼体は水切れによりあっけなく死にます。霧吹きによる水やりも良いですが、上手く水滴にならないと幼体が飲めないので、此処は一つ、小さい水容器を設置すると良いかもしれません。幼体は溺れやすいので、小さすぎるか? というぐらい小さいものを作るのは手間ですが、世界一器用と言われる我々ですから頑張りましょう(笑)
成長は早くもなく遅くもなく、手間を掛けた分だけ大きくなります。僕はのんびり飼育しているせいか、あんまり大きくなってません(笑)