シルキィ・ツリー
Tapinauchenius latipes
Silky tree

　見ての通り、小さい雄になりました。三センチぐらいしかないです………この手の種としては珍しく、メイティング・フックがあります。ちょっとびっくり。
　雄はオリーブグリーンな感じになり、流石はPsalmopoeusの近属であるTapinaucheniusだねぇという感じでちょっとびっくりですな。
　寿命は短く、一ヶ月半ほどで死亡してしまいました。ローンを組もうとする場合、迅速な受け渡しが必須になるでしょう。

　成体雌は、茶色っぽい微妙な色彩のクモになる模様……大きさはそれほど大きくはならないようではありますが。結局雄になっちゃったので、拝めませんでしたね
　結局、なにがどうシルキィなのか……雄がさっさとご臨終だからGhost Tree Spiderって名前が付いているとも思えませんが。背中に顔マークでも出るかい？


　性質は、俊足凶暴でした。雄でも、というより雄であるが故により動き回っていました。巣を張らせれば、その中に収まっているので平和ですが、巣を刺激すると餌だと思ってから飛び出してくるので注意です。下手に刺激すると威嚇をし、威嚇したかと思うと襲いかかってきます。威嚇から襲撃までのタイムラグは実に一秒以下！　威嚇の意味ないだろ！　という感じです。威嚇している間に捕獲とか出来ない、困ったさんです。