Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Citharischius
Chromatopelma
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
 hercules
 sp.
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis

ゴライアス・バブーン/Hysterocrates hercules

ゴライアス・バブーン
Hysterocrates hercules
Goriath Baboon

 アフリカ大陸最大級のタランチュラの一つ、ゴライアス・バブーンスパイダーです。学名からとってヘラクレスと呼ばれることもあるようです。

 さて、本種を含むHysterocrates属は、何者か不明なクモとして有名みたいで、この個体が本当にヘラクレスかどうか、確証があるか、と言われると困ります。
 9cmクラスの大型個体で、ナイジェリアから来たことがほぼ間違いなければ実物でしょうが、そうでもない限り真実は闇の中、です。話では、91年に入って以来、2001年までストップしていたとされ、2001年に幼体が入荷しました(成体は来てない筈)。その辺で手に入れたならそうかもしれませんね。
 正直なところ、余程信用出来る筋でないかぎり、ゴライアスバブーンは、ヘラクレスではない可能性が高いです。黒い、或いは茶色くて或程度大きいと、ゴライアスとテキトウに名前を付ける場合がまま見受けられます故。

 成長速度は種によりだいぶ異なるようで、サントメ・ジャイアント・オリーブ・ブラウンなどは成長が遅いとか。

 最終サイズについては色々言われていますが、レッグスパン25cmを超えることはほぼ間違いないようです。問題は、一体何年で其処までに成長するのか、という話ですが。
 成長は早くもなく遅くもなくというところでしょうか。
 Hysterocrates属のタランチュラはべちゃべちゃぐらい濡れた環境を好むとされ、乾燥させると良くないようなので、土を多めに入れ、水をたっぷり注ぎましょう。土が少ないと、あっという間に干上がってしまうからです。ええ、それで乾物にしてしまった経験がありまして(汗)