Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
 cyangnathus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis

フレンチギアナ・ブルーファング・スケルトン/Ephebopus cyangnathus

フレンチギアナ・ブルーファング・スケルトン
Ephebopus cyangnathus
Blue Fang Skeleton

 牙の部分が金属質なブルーに包まれるという大変特徴的なタランチュラです。幼体の時からはっきり視認出来る程に蒼く、成体まで此が残ります。Ephebopusはスケルトン・タランチュラの名で結構前から入って来ていましたが、この種はみるかし姫の館経由でないと入手不可能でしょう。

 Ephebopusに共通することですが、性質は凶暴にして俊足ですので、扱いには注意が必要です。多湿を好み、土を掘ってみたり上ってみたりチューブ状の巣を造ってみたりと自由気儘に生活圏を移動するところがあるので、好みで飼育するのが良いでしょう。危険度はそこそこ高いので、それなりに扱うスキルのある人が手を出すべきかもしれません。

 それにしても、この種なんとも言えず美しい。牙のワンポイントだけでなく、幼体の間だけという期間限定とはいえ、脚のピンクと腹部の金粉のような輝きは、あらゆる幼体の中でも筆頭の美しさと言えると思います。うーむ、なんで今まで飼おうとしてなかったのかねぇ僕……謎だ。

 其程大型になる種ではありませんが、かなりお奨め度は高いです。Ephebopusはどれも格好いいですな。