Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Chromatopelma
Citharischius
Cyclosternum
Cyriopagopus
thorelli
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis
マレーシア・アースタイガー。その名には謎が含まれています。この名前、マレーシアに生息しているからこうなっているのか? それとも、マレーシアの語源、サンスクリット語malaya=「山地」(当然ながらサンスクリット語フォントがないので、発音だけですよ。げに無意味かな、と思いますけど、サンスクリット語画像埋め込むの面倒だし……)という意味で使われていて、つまりこのクモが山地に生息しているから、こういう名前になっているのか………!?
後者だと格好良すぎるのですが、マレーシア・アースタイガーにしてしまうと、山地の大地の虎になってしまい………被るのですよ、形容詞が二つ連続しちゃって駄目なのですよ!
そういう訳で、遺憾ながら、マレーシア・アースタイガーという名前は、「マレーシア便で来たか。じゃ、マレーシア・アースタイガーね」という非常に大胆な決断(=好い加減かつ適当)により決定されたものと推察(<こんな長々と考えなくても分かりそうなものですが……)。
アースタイガーの中でも美しい種で、誰が呼んだかアジアンクイーン/ブルーレッグ。よく姿を現すので、その美脚を眺めることも出来るようです。
しかし、何と言おうと彼女らはアースタイガー。凶暴&俊足さに掛けてはPoecilotheriaにすら退けを取りません。本種は立体活動をしますし、おちょくるとジャンプをしますので、取り扱いには厳重注意です。
後、Poecilotheriaより重量感があるので動く時に音とかがして怖いです。威嚇も迫力あります。我が家のは其程大きくない(体長5.5cmぐらい)のにかなりの迫力ですから、本種の最大サイズ、レッグスパン20cm級の個体にあっては、恐るべき迫力であることでしょう。
WCで購入したら、早速オスになってくれやがりまして有り難うよ(T_T)という思い出のあるタランチュラです。良くあることですが、待望だっただけに凹み具合はマリアナ海溝という気持ちでしたとも……
オスですが、我が家のオスはなかなか大きいサイズになりましたが、3cmぐらいで最終脱皮になってしまう場合もあるようです。うーん。食が食べたり食べなかったりというタイプなので、食べる時に沢山食べさせておかないと大きくならないのかな? よく分かりません。
そうそう、このオス、アースタイガーにありがちな、姿が全く雌と違うというタイプで、何ともショボい薄い緑色のタランチュラになるのですが、世界は広く変人は多いということで、このタランチュラをグリンチ・タランチュラ(だっけ?)と呼び、この上なく美しいクモとして愛する人もいるのだとか。寿命の短いオスをそんなに愛してどうするのか………と思うのですが……