Acanthoscurria
Aphonopelma
Avicularia
Brachypelma
Ceratogyrus
Chilobrachys
Citharischius
Chromatopelma
crawshayi
Cyclosternum
Cyriopagopus
Ephebopus
Euathlus
Grammostola
Haplopelma
Heteroscodra
Hysterocrates
Iridopelma
Lasiodora
Lasiodorides
Nhandu
Pamphobeteus
Paraphysa
Phormingochilus
Poecilotheria
Psalmopoeus
Pterinochilus
Stromatopelma
Tapinauchenius
Theraphosa
Xenesthis
キングバブーン。バブーンを代表する種であり、単色のタランチュラでありながら、独特の質感が美しく、他にはないタイプの美しさを持つ種です。Citharischiusは、属名よりも、キングバブーンの名で知られていることでしょう。
アフリカ最大級のクモであり、長寿であり、独特の第四脚が可愛く、一部の人は、どことなくアトムレッグ・バブーンと呼んでいるとか(主に僕。主というか、たぶん僕だけ)。然し、直訳した時に原子力脚大土蜘蛛と成ってしまい、戦術及び戦略核を放棄した日本が、生物兵器を有しているのではないかと疑われる懸念があるからか、皆様使ってくれません(たぶん馬鹿馬鹿しくて誰も相手にしてないだけです)。やれやれ……<どっちがか
因みに、中国の方じゃ、方jじゃ、漢字で皇帝把布(皇帝巴布な場合も)と書くらしい。的士のような適当な当て字がステキだ。考えてみると、中国には平仮名や片仮名がない訳で、だから何でもかんでも漢字を当てるのですな。そう考えると、今まで何でも漢字を当てててすごいなぁと思ってたけど、普通のことなのか。
…………さて、少し真面目に行きますか……
飼育に関してですが、幼体時はかなり水切れに弱いので湿度は高めで飼育し、成体になると湿度を少し下げても平気になるけど、水が切れるとすぐに体調を崩すらしい。一体どういう所に住んでいるのでしょう? ケニアっていうと、なんか雨季と乾季というイメージがあるんですが……川の近くとかなのかなぁ? まあ、水切れご注意なので、大きめで重い(ひっくり返されないように)水入れを入れておくと良い風味。
まぁ、普段殆ど出てきませんが、夜に静かにしているとのそのそと出てきて動いているのが見られることもあったりなかったり。でも二メートルぐらいの距離で少し足音とか立てると(こっそり歩いたというのに)直ぐに隠れてしまいます。ちぇ〜。
本種を語る上で重要なのは、数少ない鳴くタランチュラだ、ということです。コオロギとかは発声するのと同じ原理なのですが、しゅーしゅーと鳴きます。可愛いです。時折つつきだして鳴かしたくなります。最近面倒なのでやってませんが<どっちだよ
凶暴で襲いかかってくることが有りますが、走り回りわきゃわきゃダンスということはなく、前脚を振り上げ威嚇し、ばんばん! と星一徹がちゃぶ台返しをするが如き大胆さで地面を叩きます。このときに退けば何でもなく、捕獲するならこのときにさっさと遣ってしまえば簡単です。威嚇に怯んでいる暇があったらさっさと捕獲しましょう。
いくら騒いでも、「ホッホッホ、この程度の抵抗とは可愛いものよ」と落ち着いた気持ちで対処することが必要です。
寿命が長いので、幼体から飼えば、のんびりじっくり、長く付き合えるタランチュラな筈です。そして、オスになったらめちゃ泣けるであろうタランチュラでもあります(笑)
オスは4cm〜5cm程度で成熟し、繊細な雰囲気を持つ綺麗な蜘蛛になります。後ろ足が太くなるということもないです。所謂、細身で華奢なオス、という感じ。しかし、ちゃんと鳴くし威嚇もします。やるね。
ちなみに、メイティングフックがありませ〜ん。じゃぁどうやって交尾すんのかというと、よく分からん(^^;) だって、喰われたんですもん。掛かってるのかなぁ〜