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八重山個体群

 学名   Otostigmus scaber(Rhysida longipes brevicornis)
 CN  ノコバゼムカデ(オン リシダムカデ
 体長  7-8cm
 分布  中国・台湾・日本(沖縄)、タイ、ミャンマー、インドネシア(スマトラ島)


いやー、失敬失敬!こいつリシダではありませんでした!!リシダは気門の位置が違うのだそうです。リシダ属は3-5-7-8-10-12-14-16-18-20の番目体節に気門があるのに対し、アオムカデ属は3-5-8-10-12-14-16-18-20の部位にある。まぁリシダは7-8と連番があるという点がポイント。つまりS.morsitansと同じ気門配列パターンにございます!いやぁ〜解かり易くて良い!気門の画像は、下の写真の中のどれかを見れば、配置がわかりますので、ご覧アレ。

そのほかにも、触覚は21節とか、背板のギザギザは、第3節から始まるとか、縁取りは第5−6節からスタートするとか、まぁ色々ありますが、めんどくさいので割愛!

見た通り、大変美しい百足でございまして、国内のムカデの中でも、TOPクラスの美肢を持つ種でございましょう。確認した限り、生まれてひとり立ちしたであろうサイズから、すでに青いのですよ。某スコロペンドラの粗野な連中とは異なり、ガラス細工のような繊細な美しさがございます。

大食漢な方ではなく、細々と生きるためにしょうがなく餌を取ってるような感じが見受けられますねぇ。その辺りは共感がもてますなw。多くのムカデがそうである通り、普段は石や倒木の下なんかに潜んでおり、お腹がすくと動き回り始めるタイプにございます。まぁ、飼っていると潜る一方で、たいして姿は見られませんねぇ。

飼育に際しては、少し厚めに床材を敷きまして、コルクバークでも入れておけばよいでしょう。餌は、普通のムカデに与えるものよりも、少し小さめのものが良いかと思います。オススメは殺したコオロギを放り込んでおくのが、一番安全なので推奨します。食べたけりゃ、夜のうちにそのコオロギは消えてます。うちに、まだ小さな個体が居るので、成長速度とかの細かいことは、解かり次第UPするかもしれないし、しないかもしれませんw

しっかしこうなると、本物のリシダを見てみたい!<C氏よ!(爆

画像
 AD 1
 AD 2
 AD 3
 AD 4
 曳航脚
 頭部




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