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学名 |
Chicobolus spinigerus |
CN |
アイボリーミリピード |
体長 |
9cm |
分布 |
アメリカ南東部(サウスカロライナ〜フロリダ) |
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割と有名なモノトーンのヤスデ。アメリカの南東部に割りとよくいる種類らしく、価格も安いw しかし色彩から可愛らしく見えるためか、国内外問わず比較的人気のある種だ。実際個人的にもかなり好きな種である。9cm前後とそこまで大型ではく、メスの方が大きくなる。オスは一回りほど小さく軽い。しかし、比較的太さもあるので、結構大きく感じますよ。重量感と言うのは重要ですな。
通常モノトーンですが、アイボリーの部分に赤みを帯びる個体もいる。個体群なのか、遺伝するのか、バリアブルに出るのかは今のところ分からんです。もっと殖やす必要アリですな。また、オレンジモルフってのもあるらしく、そちらはどんな感じなのか知らんので見てみたいですなー。黒の部分がオレンジがかるのだとすれば、相当可愛らしくなりますねぇ。黒が広めとか白が広めぐらいの差は、育ちきると少し個性が出るので面白いかも。
プラケ等に腐葉土を少し湿らせて5cmぐらい敷きます。10cm程敷いたほうが管理は楽になるかもですけど、あまり大きな種類でもないので、5cmもあれば十分です。少しボレー粉等を混ぜ込んでおけば、直良し。ただし市販されているボレー粉は、塩分が高かったり、緑に着色されたりしていますので、煮て干してを数回繰り返したほうが良いかも知れません。用土に少し炭酸カルシウムを混ぜるだけのほうが簡単かも知れませんね。でも、あまり沢山は必要ありませんので適量を勘でw 飼育温度は23-24度ぐらいがちょうど良いみたいです。むやみに高くしないほうが良いでしょう。暑すぎるようなら、エアコン等で調整します。下は20度ぐらいまでなら平気な様ですが、まぁ下げすぎも問題あるかと思いますので、適温で。
日中は土の中にもぐっており、暗くなると活動を始めます。結構アクティブに動き回り、エサ探しに余念がありません。ベビーの段階でも動き回って餌を探してますので、ほかのヤスデのベビーの様に殖えた後「しばらくは土だけで飼っときゃ良いや」とかはやめた方が良さそうですよ。キュウリやナス、ニンジンを好みますが、意外と葉野菜も食べます。しかし葉野菜は残留農薬が心配なので、使用する場合は十分注意したほうが良いかも知れませんね。
栄養状態が良ければ、だいたい1年半程で成熟します。 |
オス
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