Viola phalacrocarpa
アカネスミレ

08.05.01 長野県茅野市:標高820m
OLYMPUS E-20+MCON-35
F8.0 / 1/30

分布  
環境  
乾き気味の林縁や明るめの場所で見られるスミレ。
分布域も広く、割と良く見かけるスミレの一つです。

良く見かけるがくせ者で、花が無いとヒカゲスミレやエゾアオイスミレ、サクラスミレとの判別がなかなか難しい。
葉にも花にも微毛が沢山生えるスミレで、判別のポイントになりますが、基本的には距にも微毛が生えている点で区別出来ると思います。
葉の毛が薄い個体は、花が無いとサクラスミレと判別するのが難しい。
この辺は慣れるしか有りません。
私は、花のない時期なかなか判別出来ず、種を持ってきて蒔いてみて、ヒカゲスミレだった事がずいぶんとありました。

乾き気味を好みますが、少しくらい多湿に管理しても問題有りません。
同じ水やり条件で、蝦夷砂中粒と小粒どちらで植え込んでも、枯れずに育ちます。
閉鎖花も良くできますので、勝手に殖えます。
しかし、ヒカゲスミレと違って不定芽で鉢中から芽が出てくる事はなく、草姿は悪くありません。
冬は、乾き気味管理がよいと思います。

上から二段目の写真は、同じ場所でニセアカシア等を伐採した後の公園の道路に面した法面です。
明るい環境を好むスミレは、こう言った人手の入った後の場所を好む種が多いようです。
三段目の桃花も、崩落した道路の法面を修復した後です。
08.04.14 長野県茅野市:標高820m
OLYMPUS E-20+MCON-35
F4.0 / 1/125
08.04.15 長野県茅野市:標高820m
OLYMPUS E-20+MCON-35
F4.0 / 1/15
08.04.22 長野県茅野市:標高820m
OLYMPUS E-20+MCON-35
F5.0 / 1/500
かなりの大株です。
08.04.22 長野県茅野市:標高820m
OLYMPUS E-20
F5.0 / 1/500
アカネ、ニョイ、マルバ、タチツボの混生
08.05.23 長野県佐久穂町:標高1200m
OLYMPUS E-20+MCON-35
F5.6 / 1/13
綺麗な桃花でした。

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