Viola keiskei
マルバスミレ

08.04.16 長野県茅野市標高:820m
OLYMPUS E-20
F4.0 / 1/20

分布  
環境  
沢沿い傾斜地上部や林縁等水はけの良い所を好むスミレ。
タチツボスミレ等と混生している場合も多く、薄紫の花の中に、白い花が混じっているので結構目立つ。
春先は明るいが、木々の葉が茂ると日陰になる様な所に多く見られます。
丸みを帯びた花を付け、花期の姿は大変可愛らしいスミレです。

私は、ヒカゲスミレとの判別がなかなか出来ませんでした。
慣れてくると丸みを帯び良く開く花と、名前の通り丸みを帯びた葉の形状で見分けられると思います。
しかし、図鑑などで、蘂柱の形状を比較するのが一番確実でしょう。。
花の咲いている時期は可愛らしい大きさなのですが、夏になるとかなり大型化する為、スミレに慣れていない時はとてもスミレとは思えませんでした。
葉の根元から先端まで大きい物で20cm程になります。
エイザンスミレ等もかなり大型の部類だと思いますが、葉がスカスカで立ち上がるのでたいして大きく見えません。マルバスミレはその点葉も大きく、立ち上がらないのでかなり大きく見えます。

栽培に当たってはアケボノスミレ同様水はけに注意し、あまりじめじめしない様に心がけるのが良いかと思います。
諏訪圏にも自生していますし、耐寒性はそれなりに有るはずです。
しかし、加湿状態で凍らすとそのまま枯れてしまいやすいのはアケボノスミレ同様で、水はけの良い傾斜地を好むスミレ共通の注意点と思われます。
大型のスミレですが、3.5号鉢くらいでも問題なく栽培可能です。
07.04.30 長野県茅野市:標高830m 08.04.16 長野県茅野市標高:820m
OLYMPUS E-20
F8.0 / 1/5
0

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