M-1とOM-1
クレームの付いたM-1開発者米谷氏の頭文字から付けられたM-1であるが、某大手カメラメーカーの有名モデルと名前が一緒だったことからクレームが付き、OLYMPUS M-1でOM-1となった話は有名である。 M-1とOM-1の違いM-1からOM-1になり、モードラに対応したOM-1 MDになり、名前からMDは取れたがMD対応の所謂OM-1、さらにTシリーズエレクトロニックフラッシュを外光オートで使用する際にフィルム感度を伝達する接点と、フラッシュ充電完了お知らせLEDがファインダー内に追加されたOM-1nまで作り続けられたわけだが、外観はほぼ変わらずとも実は中身が結構違っていたりする。最初はこのhtmlを作るつもりはなかったのだが、他の詳しいサイトでも殆ど取り上げられていない相違点であり、且つOM-1で発生しM-1(4ピンOM-1含む)では発生しない持病を見つけてしまったので、他の相違点も含め色々違いを比較することにした。 OM-1を入手後色々調べてると、初期から後期までいろいろな違いがあることを知った。 興味が湧いたのでJunkを含め数台入手したのだが、その段階で有名なプリズム腐食以外に、電池ソケットの固定樹脂ビス破断に気が付いた。4台入手した段階で、3台が破断。此は持病と言えるだろう。 詳細は前述「OM-1の持病」を参照されたい。 正直この段階までは、M-1は高いのでそれほど欲しいとは思っていなかった。 所が、Netを徘徊していたときに、内部の仕様がコスト削減の為か色々変わっていると言う記述の中で、M-1は電池ソケットの固定が2カ所とも金属ビスであるとの記述を見つけた。 しかし、+側がBodyアースである事を考えると-極を支えているもう1本のビスが金属製では短絡してしまうはず。 そんな馬鹿なと言う思いから、急にM-1に対する興味が湧いて、何とか入手できないかと探し始めた。 そして、オクークションで見つけたのが、分解整備途中で部品を捨てられてしまい復旧できなくなったためにJunk扱いで格安のM-1であった。 写真を見る限り、所謂M-1の特徴として上げられている点が、何点か違っていたのだがそこは移植可能部位であり移植不能部位(完全に不能ではないがそこを移植するのは非常に面倒)がM-1の特徴であったため正真正銘M-1と判断し落札。 到着した品は、確かにM-1らしくOM-1初期型・OM-1 MD等と比べると細かいところで部品点数が多く、微妙に形状の違う部分が多い。 また、ミラーBOXを固定しているフロント側のビスがM-1では左右で頭の大きさが違うのに対し、OM-1では同じ大きさである等細かな点でコスト削減が行われた事が伺われる。 そして、肝心の電池ソケットを確認した。 OM-1は片側がM2の金属ビス、-極固定兼用側がM2.2の樹脂ビスであるのに対し、M-1は確かに両方ともM2の金属ビスであった。 しかし、此処に一細工してあり、-極とビスが直接接触しないように樹脂製のワッシャーが咬ましてあった。確かに、よく考えると非常に妥当な方法であり、配管施工時などもSUSと鋳鉄管を直接フランジ接続すると電蝕で鋳鉄が腐食し穴が空いてしまうため、絶縁フランジを使用します。 単純に同じ事をしているのです。 普段仕事でも利用しているのと同じような方法をなぜ思いつかなかったのか自分が情けなくもなりつつ、此で破断したビスの補修に一つ手だてが加わりました。 数台あるOM-1の補修に役立てそうです。 では、以降にM-1・OM-1(違いのある物はOM-1 MD,OM-1nも加えて)違いを比較しておこうと思います。 |